技術部は、教育・研究に関する技術的支援に加えて、大学の運営に係わる専門的技術及び資格を要する業務を遂行する組織です。平成3年度、学内の教育・研究環境をサポートする組織として編成されて以来、業務をより円滑かつ効率的に行えるよう体制を整えて参りました。現在は、全学のシステム開発、安全衛生関係を主業務とする「大学運営支援グループ」、分析、ものづくり支援業務を担当する「教育研究支援ブループ」の2グループ体制で活動を進めております。

 技術部の活動は大学内だけにとどまらず、地域の児童・生徒に科学・工学への興味・関心を高めてもらうため、「児童センター出前体験学習」、「北見市郊外小規模校出前理科実験」、「冬休み親子工作教室」の企画・実施、中学校・高等学校からの体験学習の受け入れ、大学主催の「おもしろ科学実験」への参画を行って参りました。さらに、教育委員会との連携により小中学校の教員を対象とする「プログラミング教育研修」、「理科実験研修」を実施するなど、地域全体の教育に貢献しております。これらの取り組みにつきましては、今後も継続して参ります。

 2022年4月より、国立大学法人北海道国立大学機構として、小樽商科大学、帯広畜産大学、そして北見工業大学の三大学が力を合わせて地域社会の発展に貢献する体制となりました。教育・研究の進展に伴う技術職員職務の高度化、専門化の求めに応じられよう、今後も教育、能力・資質等の向上を図って参ります。技術部の活動についてご理解を頂きますと共に、引き続きご支援頂きますようお願い申し上げます。

技術部長  三浦 則明


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